[日本株投資]#2 投資にはリスクがある。(リスクの正体を解明)

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必ず[日本株投資]カテゴリの#1から順に読んでいって下さい。

「投資にはリスクがある」。当たり前のことではありますが、私にとっては少し違和感があるように感じている言葉です。確かに投資にはリスクが必ずあります。しかし、リスクに大小があるのもまた事実であるのです。


多くの一般の方はこのリスクについて正しく理解出来ていないと感じています。

日本株式投資をしようとしている多くの人は今この瞬間に、また明日明後日、一か月後一年後に常に等しく同じチャンスがあると思っているように見えてしまいます。

いついかなる時にも将来性があって会社業績が良くて割安性が高くチャート的にも買いのシグナルが出ている銘柄があると買いだっ!と突っ走って大怪我をして帰ってきます。

何を隠そう、日本株を始めたわたしがまさにそうでしたから。

これは大きな認識の間違いであり、かなり危険性を含んでいるという事を理解しなければならないと思います。

何故なら、株式投資は株式市場というものがあって成り立っているものであって、決して銘柄一つで成り立っているものではないからです。

たまに書店の本などで、とある銘柄のチャートが載っていて、このシグナルがでた時に買えば上がっていきますよという説明があるのですが、その時の日本市場全体のチャートや米国市場全体のチャートを一緒に載せている本をわたしは見たことがありません。

わたし的に見ればあくまで結果論であって上昇したチャートを貼り付けて後付け説明を加えただけのように見えてしまい、今このブログを見てくれている方でも値動きがハッキリしているチャートを目の前に用意してもらったらおそらく簡単に説明できることかと思います。

株式市場というものには大小様々な波があって荒波の時もあれば穏やかな波の時もあります。そんな中、株式市場の波も気にせずやみくもに出航すれば嵐に巻き込まれる確率も当然高くなるでしょう。

銘柄の内容は凄く魅力的なのになかなか上がっていかない理由の一端はここにあったりします。

極端な話ではありますが、リーマンショック後はしばらくの期間、株式市場全体が下がり続けました。そんな中で多くの優良銘柄の株価も含めて市場の下げに負けて下がっていきました。

また、市場の波は穏やかなのに何故か個別銘柄が上がらないことも十分ありえる話ですが、その個別銘柄自体が波に乗っているかどうかを判断しないと市場の穏やかな波も無駄になってしまいます。

肝心な事は、リスクにもその時その時によって大小あるため利益が取り易い時と、取り難い時が存在しているということで、リスクコントロール自体は十分に可能なのです。

次回の投稿では株式市場全体の流れの見方について書いていきたいと思います。

おつかれさまです、ここまで読んでいただき有難うございました。


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