こちらの記事は、Chat GPTなどの人工知能は一切使用しておりません。
必ず[日本株投資]カテゴリの#1から順に読んでいって下さい。
日本株式投資をする上で日経平均株価などの指数の流れが重要だとは多くの人が理解していると思います。
もちろん、日本の代表的な指数は日本の株式市場の流れを知る上で非常に重要です。しかし、一番重要かというとそうではありません。
既に日本株投資をしている多くの方は気づいているかもしれませんが、日本市場は米国市場前日取引の影響を強く受けた状態を反映されてそれに引っ張られるように上下していく特性があります。
アメリカの証券取引所の取引時間の関係もありますが、なんといっても現状世界最大の取引市場だからです。
アメリカが大暴落したニュース後の日本株はその大暴落に巻き込まれるように暴落していきます。
また、アメリカ以外にも中国などの他の国における経済をおびやかす材料があればアメリカも暴落していく流れとなる事が多いです。
基本的に、株式投資をしている人は「利益を出すことを目的にしている」ことがほとんどですので損なんてもちろんしたくはないですよね。
その影響を強くわたしが感じるのは、下がるときは急落のような形で、みんな一斉にまとめて売り飛ばして損を拡大させない・利益を確定させたい思考が働いているようです。
株式市場にとって「不安」は顕著に数字として影響されやすく、「期待」はどちらかというとゆっくり影響してくる感覚があります。これもまた、一つの特性といえます。
中国市場等が暴落すると、日本市場は米国市場の影響を強く受けますからこれまた暴落へと繋がっていくのです。毎日のように、ニュースで「今日の日経平均株価は」とか「今日のニューヨークダウ指数は」とか散々子どもの時から聞かされてきた無意味に感じる時間は大人になるとかなりの意味を持ってきます。
何が言いたいのかというと、良くも悪くも日本市場は米国市場の流れに似てくるというのは常に意識しておく事が重要で、日本経済にとって良い情報が出たからといって米国市場を無視して日本市場だけが爆上がりして一人勝ちする未来は現状の市場規模から考えてありません。(日本市場の特定のごく一部の銘柄だけの爆上がりはいついかなる時もありますがそれは投資ではなく投機、つまりギャンブルとなります) 一時的には上がって時間が経つとまた米国市場の流れに似てくるのが関の山です。
以上の内容を影響力で簡単にまとめると
世界的に大きな経済危機>米国市場>中国市場>日本市場(日経平均等)>日本新興市場(グロース等)
このようになり、他にも、イギリス市場やインド市場などもありますがここでは流れを簡単に意識しやすくするため大まかにまとめています。
上記の内容でみると、例えば米国市場が大暴落すると日本のグロース市場も大暴落します。
米国市場が爆上がりしたら日本のグロース市場も爆上がりし易くなります。
ここで注意して頂きたいのは暴落はほぼ米国市場に似てくるのに対して、爆上がりに関しては影響力が少なくなって上がると言う事です。
市場規模等の影響がでやすくなるので、どういったところに資金が集中してきているのかなんとなくでも意識して各市場を見て下さい。市場規模の影響で、米国市場が爆上がりしているのに日本の市場があまり上がらないのは度々見受けられます。
時間があれば一度自分の目で、世界の各市場の同じ時期のチャートを並べて流れを見比べてみて下さい。火を見るより明らかとなります。
以上の内容を踏まえての結論を先に言っておきますが、できるだけリスクの少ない日本株投資をする為には
1.米国市場が波に乗っていて、2.その波に日本市場が連動して波に乗っている。3.なおかつ、自分が厳選した割安な優良銘柄が、その波と連動して上がり始めているのを確認できた時です。(市場や銘柄の指数がかなり高い位置にある場合は急落のリスクが高まりますので危険です)
これから、順を追って説明を載せていきますので見て頂ければ幸いです。
次回の投稿は1.米国市場の流れの判断について詳しくみていきます。
お疲れ様です。今回もお付き合いいただいて感謝です。
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