必ず[日本株投資]カテゴリの#1から順に読んでいって下さい。
また、こちらの記事は、Chat GPTなどの人工知能は一切使用しておりません。
前回では、日本市場は米国市場の流れに似てくると伝えました。では、実際にどんな状況になれば米国市場が波に乗っていると判断できるのかについて考えていきたいと思います。
世界情勢は米国市場に大きな影響を与える事が多いのは言うまでもありませんが、かといって毎日経済ニュースを確認するのもそれはそれでかなりの手間と労力を遣います。
常日頃から経済ニュースをこまめに見て、アンテナを張っている方は情報がすぐに入るので理想的です。
ここでは出来るだけより多くの方々に理解していただけるようにニュースのチェックは基本的に無しとします。
その代わりに毎日、朝起きたら米国市場の指数だけはチェックしてみて下さい。
丁度朝には米国市場の取引が終わった後なのでここから得られる情報の価値はかなり高いです。
何故ならニュースは指数に反映されてくるからで、仮にチェックした際に米国市場が大暴落していたら何故?と思い、さすがに理由を探すはずです。
朝、米国市場の指数が確認できたなら、その日の日本市場の流れが大まかに予想できてしまいます。
世界の様々なニュースをチェックしていくと何がどう影響してくるのか最初の内は正直サッパリ分かりません。
ですが、結局のところニュースは指数に反映されてやがてチャートが形成されていくので、市場の状況を見る時はチャートの流れさえ分析できれば、それが世界の投資家達の反応そのものなので問題は無いです。
大事なのはその日その日の上下ではなく、大きな流れを見て判断することをイメージして下さい。
次に、米国市場の各指数チャートの分析をしていきます。
代表的で有名なニューヨークダウ指数・NASDAQ総合指数・S&P500指数の3種の流れをチェックしていきますが、毎週土日のどちらかで分析出来れば大丈夫です。
ローソク足の期間は短いものから順に分足・日足・週足・月足・四半期足等さまざまあります。
ここでは、これからしばらくの全体の流れを知りたいので超短期投資のデイトレーダー(私の専門外です)でもない限りは、週足以上で流れを意識して各種オシレーターを用いて判断していきます。
オシレーターの種類は各々自分が使い易いと思えるものを、必ず一つではなく組み合わせて使ってみて下さい。
最初は2・3種類位を組み合わせて判断してみると良いかもしれません。わたしはMACD・ウィリアムズ%・ストキャスティクス・RSI等、あと移動平均線は必ず用いています。
注意していただきたいのは一種類のオシレーターで判断しきらない事と、波には乗っているがかなり高い位置で乗っているパターンです。上昇局面が終わりに近づいているサインなのでリスクはかなり高くなることを意識して下さい。
あと最後に、一つの期間足で判断する事は危険です。できれば2つ以上の期間足が上昇の波に乗っている時に取引を行ってみて下さい。
例えば、週足と月足・月足と四半期足みたいなセットで波に乗っている時の方がリスクを抑えて取引することができます。
自分自身で、実際に何度も、何度も、何度も同じ期間のチャートを並べて確認してみて欲しいのですが、日足が波に乗っていても週足が下げている波の中では負け易く、週足が波に乗っていても月足の下げている波の中ではまた負け易くなっているのが分かるかと思います。
つまり、短期の流れは長期の流れに勝ちにくい特性を秘めています。
逆に、短期の流れが長期の流れにしばらく勝っている時はトレンドの転換点かもしれないというシグナルになります。
米国市場の分析が出来たなら、次に同じ分析の仕方で日本市場も分析していきます。
次回は日本市場の流れについての分析をしていきたいと思います。
お疲れさまでした、いつもありがとうございます。
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