必ず[日本株投資]カテゴリの#1から順に読んでいって下さい。
また、こちらの記事は、Chat GPTなどの人工知能は一切使用しておりません。
前回の#5では、日本市場の流れについて分析していきました。ここまで順調に市場が波に乗っていると判断できれば、いよいよ個別銘柄の分析に入っていきます。
個別銘柄の分析については、二つの分析視点で。
財務状況や企業業績等を分析するファンダメンタルズ分析
チャートを指標等で分析するテクニカル分析
以上を用いて分析を進めていきます。見慣れない言葉ですが、内容はそこまで難しくありません。
まずは、ファンダメンタルズ分析ですが過去業績の推移が順調に伸びてきているかどうかを確認していきます。
各証券会社が提供している情報で四季報が見れたり、企業ホームページから投資家向けにIR情報が載せてあるので、決算情報など確認してみて下さい。
四季報等で売上高・営業利益・経常利益・純利益の過去5年間程の推移を確認してみて順調に伸びてきている企業かどうか判断します。
この時注意して欲しいのは、急に前年の倍以上の利益が出てる年があったり、途中で利益がかなり悪い年があったりする銘柄は極力避けるようにして下さい。
理想的なのは、ゆるやかに毎年業績が伸びている銘柄です。
過去5年程の業績が確認出来たら、次に今現在の業績予想をみて増益予想となっているか見てみます。最後に、その業績予想に対しての進捗率が現在いくらか確認してみます。
四半期決算なので、例えば、その時点で第1四半期決算まで発表されていたら単純計算で25%以上の進捗率が望ましいですが、業種やサービス内容によっても偏りがあります。(第3・第4四半期決算時に伸びる銘柄など様々ですので、参考に今までの数年の決算内容を確認してみるのも良いです)
あと、これはちょっとした感覚の話になってくるのですが、その業績の時々の時価総額を毎回確認してみて下さい。
慣れてくると、これ位の業績と財務状況等なら適正時価総額はいくらになるというのが、大体の感覚レベルで分かるようになってきます。(銘柄の業種やサービス内容によっても基準は変わります)
また、証券会社の情報を色々見ていると、「割安です」みたいな表示がされていたりしますが、わたしは全くそういった情報に関しては参考にしません。
あくまで、自分の物差しの中で、適正時価総額をまず出して、現在の時価総額との差があり、かなり割安な銘柄の時にだけ取引を考えます。
次に、利益剰余金や有利子負債、自己資本比率等も確認しておきます。
あらかじめ企業の財務状況を把握しておけば取引自体は安心して行う事ができます。
あと私は、企業のサービスの将来性や、間近のニュースやアメリカの重要指標の発表などで不利な情報がないかを最後に確認しておきます。
ここまで終われば、ようやくテクニカル分析に入りますが、個別銘柄の選定に関してはあらかじめ常日頃から優良銘柄を探しておくのが良いと思います。
急な分析で判断して取引すると、見落としていた情報によって下げて売ってしまうという状況にもなりかねません。
次回は、個別銘柄のテクニカル分析の説明に入っていきます。
お疲れ様でした、また宜しくお願いします。
各カテゴリ一覧
最新の投稿一覧