[日本株投資]#7 個別銘柄の分析について2(テクニカル分析)

必ず[日本株投資]カテゴリの#1から順に読んでいって下さい。

また、こちらの記事は、Chat GPTなどの人工知能は一切使用しておりません。

前回では個別銘柄のファンダメンタルズ分析(財務状況や企業業績等の分析)を簡単にお伝えしました。

そこまで終われば次に、テクニカル分析(チャートの分析)に入っていきます。


まず、ファンダメンタルズ分析で絞った銘柄をさらにテクニカル分析で絞っていきます。

テクニカル分析の主な流れは市場のチャート分析とあまり変わりはありませんので省略します。(確認したい場合は#4米国市場の流れについてを確認してみて下さい)

この銘柄のテクニカル分析で重要になってくるのは、あくまで市場との連動性が確認されているかどうかです。ここで注意して欲しいのは、「市場の波だけが」乗っているパターンは危険なので避ける事と、間近に既にかなり上がって高値をつけている銘柄は急落リスクが高いので避ける事です。

出来るだけ市場の上下と銘柄の上下が一致する銘柄を選ぶと投資しやすいと思います。

もちろん、必ず上がる訳では無いので、もしここまで下げてしまったら売って手放すという損切りラインは必ず設定しておいて下さい。

あと、何度か伝えていますが最もオススメするのは実際に個別銘柄を買った気持ちになって、ノートかメモ機能とかでも良いので、買った日・保有期間・目標株価を決めて利益が本当にこのやり方で出せるのかを何回もシャドウトレードで確認してから、実際に投資を行うやり方です。

これから国内株式投資を始めようと思っている全ての人に最低一年のシャドウトレードをオススメしておきます。

当たり前ですが、誰も損はしたくありませんので、勢い余って損失を重ねては本末転倒です。

「私なら勝てるっ!」という、謎の根拠のない自信を一度完全に捨てて、根拠のある自信を積み上げていって下さい。

株式投資は焦って行動するとすぐにつまづいて大怪我をすることも多々あります。

ここまでお読み下さっている方々は、もうお気づきの事と思いますが、この個別銘柄投資法で投資できる期間はかなり限られています。ですが、負け易い時に勝負を仕掛けるのではなく、いつも勝ち易い時に勝負を仕掛けていく事で勝率をかなり上げていく事が可能になります。

「こんなに待っていられない」という方は狙いを定めずどんな荒波の時でも突っ込んでいってしまう危険性があり、また、ポジポジ病になってしまっているという事もありえます。(わたしは以前、常に何かしらの個別銘柄を持っていないと気が済みませんでした。)

これらの分析で導きだした優良銘柄には、不思議と愛着?みたいな心理が働く時もあるので、それも危険性があると認識をしておいて下さい。この銘柄なら絶対に上がるとは思わないことです。

あくまで連動性をもって上昇していく形が見えてこないと折角の分析も水の泡になりますので、必ず「絶対に大丈夫な銘柄」なんてこの世に存在しないと肝に銘じて取引に臨んで頂ければと思います。

実際に取引する際はリスクの分散を考えていくつかの銘柄を保有して、ポートフォリオを組んで頂ければ良いでしょう。

ここまでお読み下さりありがとうございました。

次回は、保有期間についての説明に移っていきたいと思います。


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