[日本株投資]#8 銘柄の具体的な保有期間について

必ず[日本株投資]カテゴリの#1から順に読んでいって下さい。

また、こちらの記事は、Chat GPTなどの人工知能は一切使用しておりません。

実際に今までの分析で見つけた銘柄を買い、一体いつまで保有し続ければ良いのか。

今回は、多くの方が悩む保有期間についてまとめていきたいと思います。


銘柄を買ったという事は、前回までで説明してきた分析を経て買ったという事。

つまり、買った時は市場と銘柄が上昇してきている時なので、その市場や銘柄が下落トレンドに入ってしまったら手放さないといけなくなります。

具体的に手放す時を箇条書きで載せてみると

●1 アメリカの市場が下落トレンドに入った

●2 日本の主要市場が下落トレンドに入った

●3 保有銘柄の市場が下落トレンドに入った

●4 保有銘柄の決算発表が近い(1週間以内位

●5 保有銘柄で新たに悪材料が発表された

●6 保有銘柄で新たに好材料が発表された

●7 目標株価に到達したので利益確定売り

以上の時は躊躇なく持っている銘柄を全て手放してリスクを回避します。

一度手放したら、しばらくは買い直そうとせず様子見をしてトレンドの行方が確定していくまで見て下さい。

仮に予想通り下落トレンド入りした際は下げれば下げるほど安く買えるようになる訳ですから、内部的に利益を生み出せる確立が高くなってきます。

そう考えれれば、ずっとポジションを持っていなくても落ち着かないという事もなくなってきますし、次の取引に備える事が出来るようなクセが身につくでしょう。

上記の●1~3については、今までの分析による大前提が崩れた時なので、当然の結果だと分かります。

●4についてですが、わたし自身、決算発表時に分析して保有していた銘柄が何度も発表後に急落するのを経験したからです。

この経験からも分かるように、決算発表にはかなりのリスクを含んでいる事をまずご理解下さい。

決算発表時・もしくは決算発表1週間前位までにある程度利益や損失に見切りをつけ手放しておくのが重要です。

もし、再度保有するのであれば決算発表後で十分間に合うので、優良銘柄だから大丈夫!とは考えずにリスクと向き合う時間を持つようにします。

何故なら、仮に決算発表の内容が予想どおり順調に推移したとしても発表後に急落することがあるからです。

最初は何で?と思うかもしれませんが、決算発表にはある程度のサプライズ要素がないと上昇していきにくいためで、予想通りの水準で業績を伸ばしてきた時には、場合によっては「材料出尽くし」という判断で売られてしまう事があります。

また、決算発表1週間前位に業績予想の修正が入ったりすることもあります。

これもまた、リスクを含んでいますので、徹底してこの時は守りを固めていきましょう。

その手放した間に決算発表が既に済んでいる銘柄や、決算発表まで2か月以上期間がある銘柄など、新しく投資先を探してみるのも良いと思います。

決算発表がされると、内容に沿うように企業の価値がその都度再決定されますから、市場の反応をしばらくは見てみます。(急騰したからといって飛びつくのはかなり危険です)

その後で、まだ市場や銘柄の流れが上昇しているなら取引を再開する事をオススメします。

もちろん、新しく良い銘柄が決算発表によってみつかるかもしれないので、これまで保有していた銘柄だけでなく他の銘柄にも目を通す良い機会にして下さい。

●5については当たり前なので省きますが、●6については、少し触れておきます。

順調に上昇してきた銘柄が急な上昇を記録した時の多くは、その時が一時的な天井を記録しやすいからです。(決算発表がかなり良い内容であれば、寄り付きから板がストップ高まで上がっている時がありますが、この時は期待がかなり膨らんでいる証拠なので手放さずに持ってみるのも一つの賭けとしては良いかもしれません)

みんな損はしたくないので、例えば一日で10%も上がれば上出来だと思って、早く利益確定したい人が大勢でて結果的に、急騰したら急落しやすくなる流れが形成されます。

なので、急落が落ち着いたら再び買い戻すことを考えても良いでしょう。

●7については、一番理想的な形で手放す事にはなりますが、正直かなり難しいです。

それまで長い期間(数か月位は)、常に市場や銘柄の波に乗っていないと実現しにくいので、もし目標株価で売れた時は実力というより、運の要素が強く関係してきます。

よって大きな利益が取れたからといって、極端な自信は絶対につけないで下さい。

少しおびえている位が丁度良いという事をお忘れなく。

以上、ざっとまとめてみましたが、根気良く長い期間、今までの#1~#8を続けていければリスクをかなり抑えて日本株投資をする事は十分可能です。

基本的に日本市場はアメリカ市場の反応を見てからで大丈夫なので、分析がし易くなります。

一連の流れでここまで見て下さった方、本当に有り難うございました!

お疲れ様でした。

ここから次回は補足の説明や、各市場における天気予報ならぬ、市場予報をお伝えしていければと思っております、引き続き宜しくお願いします。


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